メニエール病の手術

 

メニエール病の治療法は、はっきりと確立されていませんが、薬による薬物療法に加えて手術も行なわれます。

 

最初は薬物療法から始まりますが、薬を服用し続けてもメニエール病特有の発作が続いて日常生活にも支障をきたすという人の場合には、手術が行われることがあります。

 

メニエール病を発症している人の90%は薬物治療で済み、手術が必要なのは残りの10%程度の人です。なので、頻繁に行われる治療方法ではありません。

 

 

メニエール病の手術方法は3種類あります。

 

 

1 リンパ嚢(のう)手術

 

内リンパ水腫の部分に穴を開けて、溜まっている水分を出すというやり方です。全身麻酔で行う手術で、短い病院でも一泊二日、長いところでは一週間ほどの入院が必要になります。

 

 

2 前庭神経切断術

 

めまいの原因となる前庭神経だけを遮断し、症状を軽減させるという目的で行なわれます。難聴が酷くなってしまった場合は、前庭、半規管削開術が行われることもあります。

 

前庭神経だけを切断するので、聴力を温存できるようですが、それだけに手術は非常に難しいそうです。

 

 

 

3 内耳(ないじ)破壊手術

 

メニエール病の原因となるのは内耳機関の異常からですが、その内耳器官を破壊するという方法です。この手術場合、聴力がなくなるそうです。

 

重度の聴力障害を伴っているメニエール病患者さんに対する手術だそうで、あまり一般的には行なわれていません。

 

 

 

手術が必ずしも良いものではない

 

 

メニエール病の手術を行ったからと言っても安心はできません。主にめまいに対する治療といえるので、耳鳴りなどの改善にはあまり効果を得ることができないといわれています。

 

メニエール病と診断されたら、薬物治療を医師の指示通り続けて、あまりに酷くなったら手術という結果になります。

 

ただ、手術を受けても数年後に再発する人もいます。しかも体にメスを入れると、術後の体への負担がつらいです。そうなる前に自分自身の生活も見直して、症状が悪化しないように心がけましょう。

 

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